「いつどこ」ネットは、高齢者痴呆介護研究・研修東京センターケアマネジメント推進室が運営する「新しい痴呆介護」のためのサイトです。「センター方式」ケアマネジメントの紹介と関連する情報を提供しています。

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全国のモデル地域では、約4ヶ月(9月〜12月)の間、各地域のサービス利用者の方々及び事業者の方々のご協力により、実際に「痴呆性高齢者ケアマネジメントセンター方式シート」を利用して、一連のケアマネジメントを行っていただきます。そして、利用経過や各種調査結果 を基に、「センター方式」を認知症高齢者に適したケアマネジメント手法として確立してゆきます。

モデル地域一覧

  地域名 人口 高齢化率
1 札幌市 北海道 1,849,650 16.2%
2 仙南地区 宮城県 193,826 23.2%
3 船橋市 千葉県 561,126 15.2%
4 杉並区 東京都 512,589 17.8%
5 品川区 東京都 328,058 18.4%
6 町田市 東京都 397,746 16.6%
7 横浜市 神奈川県 3,561,897 15.8%
8 魚津市 富山県 46,568 23.3%
9 加賀市・山中町 石川県 67,233 21.8%
10 八日市市 滋賀県 45,648 16.8%
11 京都市 京都府 1,461,971 19.6%
12 大阪市 大阪府 2,627,421 19.2%
13 尾道市 広島県 92,833 24.5%
14 中山町 愛媛県 4,492 35.5%
15 大牟田市 福岡県 136,214 26.5%
16 宮崎市 宮崎県 309,327 17.7%


■ 札幌市
認知症高齢者に関わる様々な分野の方々が、共同で取り組む作業を通 して、様々な場所にいる認知症高齢者への理解が深まり、職域を越えた連携ができるのではと期待している。

■ 仙南地域
1) 様々な職種の人が使いやすく、しかも認知症高齢者の特性をつかみやすいシートの開発。
2) 認知症(痴呆)ケアのシステム構築
3) 参加する介護支援専門員のスキルアップ

■ 船橋市
「地域に暮らす認知症の人が、どのような状況が整えば地域の中で暮らし続けられるか?」皆で取り組めるところに注目している。

■ 品川区
1) ケアマネジャーをはじめとするケアスタッフのケアプランの作成技術向上
2003(H15)年度から取り組んでいるケアプランサポートチーム事業(ケアマネの希望に基づき、ケアプランを評価、フィードバック)と効果的に連携して進めたい。
2) モデル事業成果を活用したケアスタッフ向け「品川区版痴呆研修プログラム」の作成
ケアスタッフのケアプラン作成技術の向上、認知症ケアに対する視点の変化をもたらすセンター方式活用方策を「品川区版痴呆研修プログラム」の一つとして明確に位 置づけたい。

■ 町田市
1) 認知症のアセスメントが的確にできる。
2) 認知症高齢者と介護者への具体的アプローチができる。
3) 地域の中で認知症高齢者への具体的な取組ができる。
4) ケアマネジャーの認知症高齢者に対する苦手意識が減少する。
以上のような点が構築できればと思う。

■ 横浜市
認知症高齢者のケアに従事するすべての関係者の共通言語が開発され、住み慣れた地域における生活をトータルに支えるとともに、緊急時の迅速な対応が取れる体制を構築してゆきたい。

■ 魚津市
在宅認知症高齢者の自立支援をめざし、チームケア関係者が共通 のシートを通じて、情報の共有化と問題の共有化を図ることで、本人の状態に適応した適切なケアの提供に向けての検討に取り組みたい。

■ 加賀市・山中町
加賀市・山中町には特養等の入所施設が多く、認知症=入所といった考え方が強い。地域での支援体制(小地域見守りネットワーク事業等)を構築することと施設職員やケアマネジャー等のサービス事業従事者が、居場所が異なってもかかわりのあり方は同じという考えのもと、暮らしを支える上での認知症ケアの視点を持った人材の育成につながればと思う。

■ 八日市市
「介護予防」「地域支え合いネットワークづくり」「介護支援事業」等の事業と並行して取り組み、介護サービスの提供というかたちで利用者・介護者と関わる関係者のケア(マネジメント含む)の質を、より高めてもらえるような個別 研修機会として位置づけるとともに、積極的にこのケアマネジメントについての情報提供を行いたいと考えています。また、今回のモデル事業については、サービス事業者には、参加希望型で自ら進んで取り組んでもらえるように運びたいと考えています。モデル事業を事業者と共に取り組んでゆく過程を通 して、認知症高齢者のためのケアマネジメント、ケアについてチームでの取り組みとその支援体制づくりを推進したい。

■ 京都市
アセスメントシートがいかに認知症ケアに有効に結びつくかが大きなポイントになると思います。他地域での取り組みを参考にして私たちの地域にも反映させたいと考えます。

■大阪市
1) 被害妄想などの周辺症状は、本人の心理状態を表すシグナルと考えられるので、センター方式のアセスメント表を使って、生活歴や本人の希望、できること、好み等から本人の感情にアプローチできるようになること。
2) 介護保険導入から直接サービスの介護のみがクローズアップされてきた。寄り添うこと、本人らしさを引き出すことのきっかけになること。
3) 都市型の施設や在宅で暮らす認知症高齢者の支援の中で上記のことが行えるように、センター方式を自分たちでも検証してよりよいものにしたい。

■ 尾道市
認知症のアセスメントを適切に行い、正しく理解することによって、ケアの向上に役立てたい。

■ 中山町
1) 地域が主体となった予防活動をどうすすめてゆくか。
2) 在宅の認知症高齢者の地域サポート体制のあり方
3) 在宅で慣れ親しんだ生活を、施設の中でどのように取り入れるか。

■ 大牟田市
(モデル事業を活かしてこんなことに取り組みます。)
1) 認知症発症早期発見・緊急サポートシステム整備事業
2) 認知症の人を支える地域づくりスーパーバイザー育成事業
3) 認知症の人を支える地域交流拠点創造モデル事業

■宮崎市
まずは認知症高齢者の状態把握・アセスメントがしっかりでき、ケアプランに活かせるものにしてゆきたい。これは、市内全部の居宅および施設、事業者など認知症高齢者を取り巻く専門家達が、共通 認識のもと、事業展開をしていきたい。また、これを進めていくにおいて、認知症高齢者本人を取り巻く全ての人達が連携しあい、支えあうシステムづくりができたらいいと思っている。